防火対象物点検とは
制度発足のきっかけは、平成13年9月1日に発生した新宿区歌舞伎町の小規模雑居ビル火災です。この火災で、44名の尊い人命が失われたことを契機に消防法の改正が図られ、平成14年4月26日公布、平成15年10月1日施行されたものであります。
防火対象物について
防火対象物点検を要する対象物は、消防法施行令第4条の2の2で指定されており、特定用途いわゆる、不特定多数の人が出入りする、対象物(劇場・映画館・風俗店・遊技場・飲食店・物品販売店舗・ホテル・病院・サウナ及び地下街等)で、
- 収容人員が300人以上のもの。
- 特定用途対象物が地下、又は3階以上の階に存し、かつ各対象物から特別避難階段、又は屋外階段に出られないもの若しくは1つの屋内階段にしか出られないもの。
以上が対象となります。