防火・防災管理の受託や防火対象物点検なら足立区の東京防火管理-会社案内

子供の頃、祖母に「泥棒は家まで持って行かないが、火事はみんな持っていくからおっかね」と聞かされました。
祖母の言葉から、60年近く経過した今でも、この言葉が私の脳裏から離れる事はありません。
火災のリスクは、当時の木造家屋だった頃と、現在の耐火建物主流の都市構造とでは、大分様変わりしていますが、火災の恐ろしさは当時と変わりません。
昭和の時代までは、木造家屋が密集する街区で、次々と延焼拡大する火災が、後を絶ちませんでしたが、現在は、地震対策に基づく不燃化計画のもと、耐火建物や外壁不燃建物が主流となり、延焼拡大火災は極端に少なくなりました。
しかし、建物や業態の複雑多様化の度合いがますます進展するにつれて、内装材に使用される化学製品も多品種となり火災に伴う有害物質による被害が拡大しております。
また、高付加価値商品が普及しコンピューター不可欠社会において、火災規模は小規模でも煙や消火水による損害が大きくなりつつあります。
IT関連機器の需要拡大につれて中古電化製品やリチュームイオン電池からの出火事案が多くなっております。
更には、火災に伴う死傷者が発生した場合や、他所様に損害を与えた場合には、損害賠償請求が日常的な時代となっております。
最近では、社会世情の変化により京都アニメーション火災、大阪市北区堂島北ビル火災、電車火災等の放火火災が頻発しております。
当社は、火災を未然に防止するため、防火管理業務を、お手伝いさせていただき、お客様を悲惨な火災から守ることで、社会貢献を果たしてまいる所存であります。

代表取締役 楠　誉児